Notion でマルチセレクトとデータベースのリレーションを使い分ける判断基準

Notion でマルチセレクトとデータベースのリレーションを使い分ける判断基準

Clock Icon2021.12.01

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こんにちわ。てぃーびーです。

私達のチームでは業務に関わるタスク、各種情報を Notion で管理しています。直近、従業員体験(EX)の改善をモデル化していて、それをもとに Notion のデータベースで以下のような情報を扱えるようにしていっています。

  • Touch Points - 従業員ライフサイクルにおける各タッチポイントのイベント
  • Experiences - Touch Points における従業員体験
  • Initiatives - 従業員体験を改善するための施策
  • Initiative Verifications - 従業員体験を改善するための施策の検証条件

これらをまとめる中で、ある情報をマルチセレクトで扱うか別途データベースを作成してリレーションするのとどちらがいいのか、という話題になりました。 ※従業員体験(EX)の改善をモデル化した話については別途ブログ化予定です

マルチセレクトで扱うかデータベースを作成するかの判断基準

マルチセレクト

データベースのリレーション

同僚の @januswel と話し合った結果、私達の判断基準は以下のどちらかがある場合になりました

  1. 対象のデータを複数のデータベースからリレーションする必要がある or 利用する見込み
  2. 対象のデータの1属性ごとに個別のページで詳細の説明をする必要がある

1のケース

複数のデータベースから参照するデータの場合、バラバラにマルチセレクトで同じデータを作成すると二重メンテ、三重メンテが必要になります。だから独立したテーブルにします。

2のケース

Notion のデータベースでレコードを作成するとそのレコード1件1件は個別のページになります。ここに追加の情報を作成できるのがマルチセレクトとの差異になるため、データベースに分離する理由になります。

まとめ

私自身、仕事で Notion を利用しはじめたのはクラスメソッドに11月に入社してからになるので、この基準が果たして適切かわかりません。よりよい判断軸に関してフィードバックがあれば歓迎です!

関連情報

Employee Experience(EX)とその全体像。EX診断つき

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